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ベルゲン通信 |
2004 5月号
平成16年5月1日発行
どこの国からやってきた?
この大型連休が終わると学校の授業も本格化してきます。今まで3学期制だった中学は2学期制での初めての中間テストも近づいてきます。「GWは楽しかったなぁ」という思い出は大切にしまっておいて、気持ちを切り替えていきましょう。
さて、先日東京ビックサイトで開催された「世界ブックフェア」でとても楽しい世界地図をみつけました。イタリアの東側、アドリア海沿岸の国クロアチアの優れた芸術家集団がCGを駆使して世界の子供たちのために描いたものです。さっそくその場で日本語版を購入して、今は教室の壁に貼ってあります。どーんと大きな地図の中にそれぞれの国の特徴ある産物がイラストで細かくたくさん描き込まれています。色鮮やかな印刷(イタリアでの印刷だそうです)も目をひきますが、ちょっと変だなと感じるのは日本の位置が右端にあるからかもしれません。日本が真ん中にある世界地図を見慣れていると不思議な感じがしますが世界ではこれが当たり前。そしてこの地図からわかることがいくつかあります。まず日本がなぜ「極東の島国」と呼ばれているのかがこれを見れば納得できます。また、「どうしてイギリス人が新天地を求めてアメリカ大陸に渡ったか」の謎が解けると思います。日本が真ん中の地図では左端のイギリスから右端のアメリカに行こうとするのはイメージできませんからね。ちなみにオーストラリアで作っている世界地図は南北が逆です。そこから発見できることもきっとたくさんあると思います。
ついでにちょっと考えてほしいのが今日本人が食べているものが実は世界中から集めてきたものだということ。パンもうどんもスパゲティも小麦の輸入なしには口に入りません。吉野家の牛丼も輸入牛肉だのみでした。鮭(さけ)や鯖(さば)はノルウェーからやってくるものが多いのですよ。食料自給率の低さということを小学5年と中学2年で習いますが、実感には乏しい様子。たまには地図を前に「これはどこの国からやってきた」のかを調べて食べ物の大切さを感じてください。そこの“買い食い大好き”人間さんたち!