ベルゲン通信

        2005 1

平成1712日発行

 

リセット? 2005

明けましておめでとうございます。史上最悪の被害と報道されているスマトラ大地震には心が痛みますが、今年こそ明るい話題の多い年にしたいものです。大晦日の紅白歌合戦での「マツケンサンバ」には「なんとしてでもお客さんを元気づけるんだ!」という執念のようなものさえ感じてしまいましたが、そういう思いも必要かもしれません。

実は冬期講習を担当している先生方と話していて共通する不安な点があります。ちょっと見で判断して少しでも面倒くさそうな難しそうな問題は次々とパスしていく人がいることです。まるでTVゲームのリセット感覚。たしかに、入試や定期テストの場合は時間配分が得点を左右することもあるため、解きやすい問題かどうかを瞬時に判断する技術も必要です。しかし普段の勉強でそれが習性のようになっていては力がつきません。その一方で徐々にじっくりと取り組むことに慣れてきた人もいます。小学校の高学年あたりでこの両者の差が開きつつあるように思えてなりません。その点、中3の皆さんは覚悟ができています。たとえば数学の入試問題で「規則性を問う問題」があります。一見とっつきにくそうですが、問題文をじっくり読み実際に手を動かして数列の続きを書き上げれば正解にたどり着ける可能性が高いものです。これに誰もがあきらめずに取り組んでいる様子をみると頼もしく思えます。それぞれに不安な気持ちはあるでしょうが、最後の最後まで実力は伸びるものだということを信じてください。むしろ、ご両親のほうが先にギブアップしてしまうことが多いようです。保護者の方にはお電話でもメールでも来塾いただいても、いつでもご相談をお受けします。どうぞ受験生を元気づける側に回ってくださるようお願いいたします。

そして「入試なんてまだまだ先の話」と思っている下級生の方々に提案です。取り組むべき問題を次々とリセットするのではなく、自分に取り付いた「あきらめのよさ」をリセットすることを2005年の課題としてみてはどうでしょうか。今年もよろしく!ホームへもどる