ベルゲン通信

      2005 2

平成1721日発行

 


「電園地帯」…ん?!

中3の受験生がいよいよ正念場を迎えていますが、おかげさまで私立高校受験は全員が合格という結果でした。引き続き「公立特色化選抜」そして「公立一般入試」に向けて自分の力を信じて、最後まであきらめずに全力を尽くしてください。

さて今回は「きちんと読めているか」という話をしましょう。先日の漢字読み書き調査結果で「田園地帯」を「電園地帯」と書く人がいるという記事が載っていました。たしかに化製品や携帯話があふれかえっている日本を思えばなるほどとそのセンスに感心してしまったのですが、この塾の小学生は他の例もあげて「木かげを小かげなんてオレは書かないよ。きちんと読めて書けるからね!」といばっていました。なかなか頼もしい限りです。これは木の陰なのか小さい陰なのかの意味がわかっているから区別がつくのです。『きちんと読む⇒意味がわかる⇒正しく書ける』というサイクルが漢字の学習には重要なのですね。

実はこのことは、みなさんが苦手としている算数・数学の「文章題」攻略の秘訣にもつながってきます。塾で文章題につまずいている人に説明はいっさいせず「ただいっしょにもう一度声を出して問題を読んであげる」だけなのに自力で解けてしまうことがあります。ただしこれにはちょっとしたテクニックが必要でポイントは2つあります。1つめは本人が目で追いながら文章を確認できるスピードで読むこと、2つめは題意に沿ってはっきりと区切って読むことです。こうすることによって『きちんと読む⇒意味がわかる⇒解き方がわかる』という流れを自分でつかめるわけです。できればこの方法は保護者の方にご家庭でこそやってもらいたいことです。「そんな暇がないから塾に行かせているんでしょ」という声も聞こえてきそうですが、教えるのではなくほんの少しの時間いっしょに音読するだけです。学校・塾での勉強と家庭学習とは学力アップの両輪です。少しずつ自分で解けたという経験が増えることは自信にもつながります。中学・高校になって手遅れにならないうちに…。ホームにもどる