ベルゲン通信

        2006 2

平成1822日発行

 

高感度のアンテナを!

今までここで紹介してきた本がこのところ相 次いでドラマ化・映画化されています。「ウメ子」は年末にテレビで放映されましたし、「博士の愛した数式」は映画となって公開中です。そしてなんとあの 「バッテリー」も映画化が決定したそうです。おもしろい原作を放っておく手はないということでしょう。ところで、本の紹介はできてもおもしろさを伝えるの はなかなか難しいと思っている私にとって、よくある「読書感想文を書け」という宿題は疑問です。そんな難しい課題を与えるよりも、まずは説明パンフレット でもなんでも「読んで理解できること」が社会生活の上では重要でしょう。つまり、説明文を読めることが第一。そして次にメモでも箇条書きでも伝えたいこと を簡潔に伝えることも大切です。物語のおもしろさを知ることは必要度から考えるとずっと後の方かもしれません。

でも最近は、おもしろいと思って本を読むこ とによって身につく「語彙(ゴイ)力」に小学生の段階で大きな差があるのではないかと感じています。なにも物語に限らなくてもよいのです。恐竜図鑑でも アイドル雑誌でもとにかく「活字としてのひとかたまりの文」を読んで言葉を増やす機会が足りている人と足りない人の差が思った以上に大きい。おもしろそう かどうかはピピッと反応するアンテナを働かせておかなければわかりません。「劇団ひとり」さんの初めての小説が話題ですが、彼は県立船橋高定時制の出身と のこと。小学生の時アラスカに住んでいていろいろな経験をしたみたいですが、大人になった今も好奇心のアンテナを高くしているからこそお笑いだけでなく小 説も書けるのでしょう。

さて入試本番。公立特色化選抜でなるべく合 格したいと思っているでしょうが、気持ちは一般入試に向けておきましょう。最後に合格を決めた人が一番頑張った人、その経験もまた貴重です。

木更津高専などすでに国立・私立に合格し進 路が決まった人もいます。中学受験組も合格が決まりました。みなさん本当におめでとう。

ワクワクする気持ちを忘れずに新しい学校生 活を送ってください!   ホームにもどる