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ベルゲン通信 |
2006年 12月号
平成18年12月2日発行
自信の根拠
小学生の授業時間はいつもあちこちから「こ
こわかんないョ」「おーいヘルプ」などの声が飛び交い、教える側はいつも生徒の間を飛び回っています。時には「これはさっき説明したことをもとにすれば自
分の力でできるはずだからやってごらん」とつきはなすようにもしています。考える力を育てたいですからね。
ところが中学生は数学などの教科の場合に
は、質問することを嫌う傾向も見られます。何とか自分で解きたいと考えるからです。これはそれだけ成長したことであり望ましい面でもあるのですが、学習が
ストップしたままにもなりがちです。もちろん学校のような集合授業形式か、それともこの塾の通常授業時のような個別進度学習かによっても反応の違いはあり
ます。また性格などによる個人差もあります。この克服には教える側にきっかけのつくり方やタイミングなど工夫が必要と思っています。しかしもう一つの大き
な問題は「わかった、理解したから、もうやらなくていい」と多くの中学生が考えることです。時々驚くことがあるのですが、前学年で結構しつこく詳しく教え
ており、本人もそれなりの理解をしたと思われる単元を次の学年になってまたその知識を使って解かなければならない時にすっかり忘れている人がいます。ひど
い場合には「先生、そんなの学校でも塾でも習った覚えがないよ。」と言い出す始末。「ほら、○の時に△のテキストの□のあたりで説明しただろう!」と具体
的に言うと「そういえばそうだったような気もする」と弱々しい返事。その時は「わかった。もう大丈夫。」と言っていてもその自信の根拠を疑わざるをえませ
ん。
数学が生活に直接かかわる機会は少ないので
数学的感覚を身につけるためには単調な練習も数多く必要になってきます。また単元間の関連性とその積み上げが他の教科よりも密接なため、身についていない
ところがあると次の学習単元にも影響してきます。
この塾が講習時は集合授業形式でそれまでの
単元の総復習をする理由もそこにあります。根拠のある自信を持って新年を迎えよう! ホームにもどる