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ベルゲン通信 |
2007年1月号
平成19年1月5日発行
採点者へのメッセージ
あけましておめでとうございます。とはい
え、中3・小6の受験生にとっては合格発表を過ぎてはじめて「おめでとう」ですね。
来週末には千葉県では初めての中高一貫校入
試が実施されます。この稲毛高校附属中学校の入試は「学力検査」ではなく「適性検査」と呼ばれるものです。いったい何が違うのかというと“択一式解答方法
を含む教科ごとの問題を課す”のが「学力検査」で、“教科の枠にとらわれず記述式方法により各人の適性をみる”のが「適性検査」です。要するに“次の計算
をせよ”とか“最も適切なものを一つ選びなさい”というような問題はいっさい出ないということです。それなら記述力のある=作文のうまい人から順に合格す
るかというとそうとも思えません。問題を的確に捉え、考え、時には推理し、計算もして導き出した自分なりの答えを自分の言葉で伝える力がなければなりませ
ん。言わば採点者へのメッセージの優劣で合否が決まると考えてください。
実は同じことが高校入試にもあてはまる場合
があります。先日のVもぎで理科の記述問題にほぼ同じ答えを書い
たのに正解の人と不正解の人がいました。本人はわかっているつもりでも相手に説明できるくらい確実に理解できていたか、またその内容を誰にでも誤解せずに
伝わるように書かれていたかが分かれ目でした。人にモノゴトを伝えるというのはなかなか難しいことです。時にはそれを読む側の立場で(この場合は採点者の
立場で)答案を見直すことが必要です。特に学校独自問題を課す特色化選抜では、問題を作成した人と採点する人が同一人物ということが考えられます。問題に
は必ず“これはわかっていて欲しいからそれを確かめよう”という意図があります。それにきちんと反応することができるかどうかなのです。見当ハズレになら
ず、そして丁寧に書かれたものが歓迎されるはずです。だって何百枚も採点しなければならない答案に間違いだらけの漢字使いで読みにくい乱雑な文字のものが
混ざっていたとして、キミが採点者ならどう思う…? みなさんの健闘を期待します! ホームにもどる