ベルゲン通信  200710月号

          つながっているのだ!

日本の総理大臣が交代し新しい内閣が発足しましたが、ノルウェーでは閣僚19人のうち女性の大臣が初めて過半数になったそうです。そうかと思うとミャンマーでは軍部独裁政権が人々を弾圧しています。世界はつながっているのにそれぞれの国の表情は違います。

世界地図を見ても国々のつながりはピンとこない場合がありますが、地球儀を見ると納得できることも多いですね。実はこの塾の最近の流行は球体ジグソーパズルの組み立てでした。540枚のややカーブしたピースを一つずつ組み合わせていって地球儀を仕上げるというもの。かなりの根気がいる上に途中でちょっと衝撃を与えると崩れてしまうスリルもあります。休み時間に先生たちも加わり夢中になって作りはじめ、やっと5日目に完成。しばらくは飾っておきましたがN先生が豪快に壊して今はまたピースにもどしました。でもこの作業に加わった人はどこの海がつながっていて、どこの国どうしがつながっているかがよく理解できたようです。

ところで先日、電車の中での女子高生たちの会話が耳に入ってきました。「世界史のテストの平均点が赤点だったのよ」「みんなも全然わかってなかったってことね」そうかもしれないなと思います。世界史は国々の空間的なつながりと長い歴史の時間的つながりの両方を理解しなければならない科目です。それが最近では小学校や中学校ではほとんど扱われなくなってしまいました。しかし国際化が進むほど国どうしの空間的・時間的つながりについての理解が必要な場面はますます増えてくることでしょう。それが文化理解につながり、国際社会では語学よりも重要なことかもしれません。

文化と言えば現在を最も表しているのがCMです。私の大好きな天野祐吉さんが新聞紙上で毎回CMに関する鋭いツッコミのコラムを書いています。シリーズ広告のおもしろさにも触れていますが、確かにソフトバンクのホワイト家族でなぜお父さんが犬なのかの謎や、缶コーヒーBOSSの宇宙人ジョーンズは本当に宇宙に帰ってしまうのかなど、今後の話の“つながり”から目がはなせません! ホームにもどる

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